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ニキビケアと洗顔

ニキビに悩まされたことがある人は多いと思います。ニキビとは、毛穴に皮脂や汚れが詰まって炎症を起こした状態。赤いプツプツが肌の表面にできるのが初期の症状で、進行すると毛穴の中に膿がたまって大きく盛りあがり、治った後も跡が残ってしまいます。皮脂の分泌が急激に増える思春期に多く見られる症状ですが大人にないってできる大人ニキビに悩む人も少なくありません。このニキビ治療の基本となるのが、原因となっている汚れや皮脂を取り除く毎日の洗顔です。ニキビがある場合には、どのような洗顔法で洗うのがよいのでしょうか。

ニキビ治療のためには、まず32~35度程度のぬるま湯で前洗いをして、大きな汚れを取り除くと共に毛穴を開いて毛穴の中の汚れが落ちやすくしておきます。次に洗顔料をネットなどを使ってしっかり泡立てて顔に乗せ、十分に泡を行きわたらせましょう。ニキビケアの時には特に泡洗顔が大切で、細かい泡の粒子であれば通常届かないような毛穴の奥にまでしっかり洗顔料が浸透します。毛穴の奥の汚れを落とすには、指でこすっても意味がありませんので洗顔料を行きわたらせて優しくマッサージするのが正しい方法です。指の届かない毛穴の奥の汚れを取り除くために、吸着力の強い泥石鹸などを使うのもおすすめです。泥石鹸にもいろいろな種類がありますし、肌に合わないもありますので、いろいろ試してみるといいでしょう。ただし、どんな洗顔料を使っても、泡立てずにそのまま洗っていたのではなかなか毛穴の奥まで届かずニキビケアとしては不十分です。

洗顔後は、毛穴の奥に入り込んだ洗顔料をしっかり落とすためにも、ぬるま湯でしっかりすすぎをしましょう。冷たい水でいきなりすすぎをすると、急に毛穴が締まって奥の洗顔料が残ってしまいますので、ぬるま湯ですすぐことが大切。洗顔料の成分が肌に残ると、ニキビが悪化したり新たなニキビの原因になったりしますので、洗う時よりもすすぐほうに時間をかけるくらいしっかりすすぐようにしてください。せっかく清潔にした顔を雑菌のついたタオルで拭いては意味がありませんので、かならず拭き取りは清潔なタオルで行い、こすらず優しく肌を抑えるようにして水分を取るのが正解です。

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