肌質に合わせたスキンケア
スキンケアは大切ですが、闇雲にやればよいというものではありません。健やかで美しい素肌を作るためには、肌質をきちんと分析し、その肌質に合わせたケアを行うことが大切です。最近の化粧水や美容液などは、同じシリーズでも乾燥肌用と脂性肌用の2種類のものが販売されていたりするなど、肌質に合わせたスキンケア用品を選びやすくなっているので、自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。ただし、乾燥肌であっても脂性肌であっても保湿が重要なのは同じです。保湿が十分に行われていないと、シワやたるみ、吹き出物など肌トラブルを引き起こす原因になりますので、洗顔後はしっかり保湿することを心がけましょう。また、自分はすぐ肌がベタついて脂っぽくなってしまうので脂性肌だと思い込んでいたら、実は乾燥から肌を守るために過剰な皮脂が分泌されるタイプの乾燥肌だったという人もいます。肌質を見極めるのは実はかなり難しいので、しばらく専用のスキンケア用品を使っても改善が見られないという場合には、専門医に相談してみるのもいいかもしれません。
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌のスキンケアの場合には、とにかく保湿が大切です。また、乾燥肌の人はすでに乾燥で角質がめくれたり傷んだりしていることが多いので、洗顔をするときも優しく洗い、肌に刺激を与えないように注意しながらケアするようにしましょう。洗顔後は乾燥を防ぐためにすぐに化粧水をつけるなど、日々の丁寧なケアが必要になります。
普通肌のスキンケア
普通肌というのは、脂分や水分のバランスが取れた状態だといえるので、スキンケアの目標としては普通肌を維持するということになります。もちろん普通肌の場合にも、丁寧な洗顔やその後の保湿は大切。さらに紫外線対策などにも手を抜かずに、肌の状態をしっかりキープするようにしましょう。
脂性肌のスキンケア
皮脂の分泌が過剰に行われる脂性肌の場合は、皮脂に雑菌が繁殖しないように特に丁寧な洗顔をすることが求められます。また、脂性肌だからといって洗顔後に化粧水だけで済ませたりせず、きちんと保湿をすることが大切です。